Sherry Flower Works & Shop

埼玉県川口市に計画したフラワー・スタジオです。花材が華やかに見えるようにモノトーンを基調としました。1階が花卉の販売、2階がフラワースタジオになっています。

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店舗外観

有機的な植物と店舗建物とのコントラストをつけ、無機的な黒のガルバリウム鋼板を採用しています。道路面には同じ大きさのショー・ウィンドウを規則的にレイアウトしました。

1階は季節の花苗や花鉢・観葉植物・ブリコラージュフラワー・雑貨などを販売するスペースです。店舗入口は軒下ポーチを介して建具を設置しています。ポーチには室外に置いた方が良い花卉が並べられています。

大きな店舗ではないので、レジカウンターは事務作業をバックヤードとスタジオへ上る階段のあいだにしました。

花材や園芸用品を扱うので、レジカウンターはバックカウンターも含め梱包作業を行うため大型にしています。バックカウンターの照明は、リボンやラッピング紙を並べる棚を兼ねています。

2階のスタジオへ上るための階段なので、人と人がすれ違うことや、荷物を持ちながら上ることを考慮し、幅を少し広めにしています。

スタジオから2階全体を見たところです。左奥は階段吹抜には木製フレームのペンダント照明３つが吊るされています。右奥の家型の部分は洗面・トイレと倉庫になっています。勾配天井は垂木・野地現し、壁はクロス、床は塩ビシート張りです。

約 8名が受講できるフラワー・スタジオです。クライアントは、ブルコラージュフラワーレッスンやイベントを開催されています。大型シンクと長いカウンターの手前に大きな作業台を並べる予定です。

フラワー・スタジオは立って作業をします。スタジオの一角に小さいテーブルと椅子を置いて休憩するスペースを設けました。

大きな窓の際に造作ベンチを作りました。はす向かいの樹木の緑が借景になっています。