2005年2月20日
第6回全国エゴマサミット in 岩手
先週久しぶりに漫画家の五十嵐大介さんより電話を頂いた。
五十嵐さんは高校時代の美術部の先輩である。昨年は朝日新聞の書評にも取り上げられ、本日20日までジュンク堂書店池袋本店で複製原画展を開かれるなどご活躍である。
長らく岩手の山奥で作家活動をされていたのだが、昨年暮れ東京に戻って来たとのこと。お互いの近況報告のあと、第6回エゴマサミットのお誘いを受けた。
エゴマとは、シソ科の1年草で、油を取るための作物で、見かけがゴマに似ている。エゴマ油は、アルファ・リノレン酸が主成分で魚の油に非常に近く、アレルギーを抑え、免疫力のアップ、糖尿病、がん、うつ病の抑制、血液サラサラ効果があるそうだ。リノール酸系の植物油はヘルシーでコレステロールを下げる一方で成人病、アレルギーの原因となるという研究結果が通説となっており、健康に良い新しい植物性油として、エゴマ油が注目を集めている。
その昔アウトドアで私にエゴマ料理を作ってくれた友人がいた。寒かったので、ランクルの荷台で携帯コンロを焚いて、フライパンの上に朴の葉を敷き、その上で八丁味噌とエゴマを炒めて・・・・・・とにかく楽しかったが、どんな風にして食べたかは思い出せない。ご飯に乗せたか、野菜と一緒にを炒めたかしたのであろう。そんなわけで、私はエゴマを知ってはいたが、油が取れるとは知らなかった。
さて、エゴマ・サミットは3月12日、13日の2日間、岩手県胆沢郡衣川村で開かれ、講演会、夕食交流会、シンポジウム、昼食会が催されます。
衣川村は「星空日本一」に選ばれた自然環境に恵まれた場所で、義経ゆかりの中尊寺慣行にも便利です。昼食会は大森部落の分校で行われます。この分校は、小説「子育てごっこ」のモデルとなったところで、直木賞作家 三好京三氏が実際に教壇に立っていた事で有名です。交流会では「大森神楽」も見れます。
ご興味のある方は、こちらのHPをご覧くださいませ。どなたでも参加できるようです。