2008年12月3日
ひかり電話の「FAXお知らせメール」サービス
今年8月に事務所を改装したときに、ネット環境をeAccessのADSL 1MbpsからNTTのBフレッツに変更した。僕の事務所はNTT収容局から3km以上離れているので、ADSLでは300Kbpsしか通信速度が出ない。それで一番安い1Mbpsにしていたのだ。BフレッツのようなFTTHは、距離による通信速度低下があまりないようである。ちなみにブロードバンドの計測サイトによると、 38~53Mbpsの通信速度が得られているので、100倍以上速くなった。今さらのようだが、ようやくYou Tube のような動画サイトもストレスなく見ることができるようになった。
Bフレッツを引く時に、ひかり電話も導入したのだが、その案内パンフを見ていたら、「FAXお知らせメール」というサービスがあることに気が付いた。このサービスは留守中の事務所にFAXがあった時に、パソコンやケータイにメールで知らせてくれるものなのだが、FAXの内容をNTTのサーバに代行受信させ、PCからFAXの内容を見ることができる。サーバの容量は 10Mしかないが、A4で125枚程度は溜めることができる。データ形式はマルチTIFF。ダウンロードすれば、Windows XPに付属している「Windows 画像とFAXビューア」やFuji Xeroxの「TIFF Viewer」等で内容を確認し、印刷することができる。
このサービスの素晴らしい点は、
- 105円/月なので、5年使っても、105円×60か月=6,300円と低価格。(但し、基本工事費 1,050円 + 交換機工事費 1,050円の初期費用が掛る)
- 普通のプリンタで打ち出せるので、FAX電話機専用のインクフィルムを買う必要がない。いつも買い置きを気にしていなくてはならなかったし、100枚程度しか印刷できないのに1000円/本も費用が掛っていたので、手間とコストの両面で助かる。
- FAXで受信した書類を無くしてしまっても、サーバにデータを残してあれば、又印刷できる。
- 出先でもFAXの内容を確認することができる。
残念な点は、
- 送信はできない。(もっともPC内蔵のFAXモデムを使えばいいのだが・・・)
- WEBブラウザを立ち上げなければ、FAXの内容を確認することができない。
で結局、次のようにして使っている。
受信 > FAXサーバからダウンロードし、PCからレーザープリンタで印刷。
送信 > 以前から使っている家庭用FAX電話機で送信。
その他、ひかり電話のサービスで気が付いた点として、
利用者向けサービスの問い合わせ先が恐ろしくわかりづらい。申し込みは一応ネットからもできるのだが、BフレッツのHPは新規勧誘ばかりが目立つ。。問合せ先を探すのも一苦労である。またネットで申し込んでもいちいち電話を掛けてくる。サービスの種類が多いので、電話で話しながら契約をするのは適さないような気がする。契約内容をウェブ上から確認する方法がないのも大きな問題だと思う。
又、NTTの人間は、自分たちの提供しているサービスを理解していないようだ。次のようなことがあった。
「マイナンバー」の番号を使用開始する方法をNTTは知らない。NTT(埼玉)に問い合わせると、なんと!「わからない」という回答だった。仕方がないので自分でいろいろ調べてみたら、光ルータ(NTT製)を再起動すれば新しい「マイナンバー」の認識をすることがわかった。これって当然NTTが知らなければいけないだろ?ちなみに使用開始前は確認する必要もないくだらない「確認メール」とやらがIDとPWを別々のメールでやたらと送りつけてきた。そのメールで使用開始のアナウンスをすればいいことだと思うのだが、肝心(あたりまえの)情報はくれないのであった。
「マイナンバー」はFAX用に使うので、「FAXお知らせメール」も同時に申し込みたい、と言ったのに契約者番号まで「FAXお知らせメール」になっていた。しかしなぜかその分の工事費はタダになっていたにも関わらず、毎月の使用料は取られていた。要するにNTTに2重のミスがあった。
上記のことを問合せたところ、FAXは「ダブルチャネル」にしないと変更できないと言われた。ちなみに「ダブルチャネル」は2回線同時使用のサービスなのだが、「マイナンバー」は主に電話機の鳴り分けに使用するサービスなので「ダブルチャネル」を契約する必要は無い。そんなことは利用者向けのパンフの最初の方のページに書いてあるのだが・・・・・・・。大丈夫か?NTT(埼玉)・・・・。
今日の写真
ドアが4つ並んだアパート。プランがどうなっているのか興味深い。文京区白山にて。