2009年9月28日
ここひと月ほど時間のあるときに、嫁のショップのウェブサイトを制作していたのですが、その時にフッと表題のことは簡単にできそうだな、と思い調べてみました。多くの選択肢があるのでどれにしようか迷ってしまうのですが、その中でも特に簡単で良さそうな下記の方法にしました。
それは、A LIST apart に掲載されている Random Image Rotation です。
良い点は、とにかく簡単すぎることです。以下に列記します。
- PHPスクリプトなので、ブラウザのJavaScriptの On/Off 設定に影響されません。と言っても、アクセス解析を見る限りOff 設定にしているケースはほとんど検索ロボットのみですが・・・。
- 設定のカスタマイズは、ランダム表示させる画像を入れるフォルダの作成しその中に画像を好きなだけ入れ、フォルダまでのパスをPHPスクリプトに指定するだけ。
- 更に、スクリプトをブラウザから直接実行すると、ランダムに表示される画像のファビコンまで自動生成して表示してくれます。
悪い点は、A LIST apart は英語のサイトなので、英語のドキュメントを読まなければならないことです。
その他の仕様ですが、デフォルトでは jpeg, gif, png ファイルのランダム表示のみ可能なのですが、カスタマイズによって、htmlの表示、 テキストファイルのソース、tiff, pdf など他のフォーマットもランダムに表示させることができます。
以下設定メモです。
- Random Image Rotation のページの下の方のリンク “PHP source right here” で表示されるPHPソースをテキストエディタにコピーして”rotate.php” というファイル名で保存する。
- ランダムに表示させたい画像とrotate.php を任意のフォルダにアップロードする。その際、rotate.php の107行目のフォルダパスを指定しておくこと。たとえばサーバがxreaの場合は、
$folder = ‘/virtual/username/public_html/url/image/randomizer/’;
というような感じ。フォルダのパーミッションは’755’。
- 表示方法は、直接urlを打込みアクセスする。htmlで表示させる場合は、たとえば下記のようにする。
<p>
<img src="http://url/image/randomizer/rotate.php" alt="random images"/>
</p>
で、嫁のウェブサイトのトップページ画像のランダム表示はこんな感じになりました。
>くらしの道具
よろしければご覧ください。
タグ:ランダム画像
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投稿者:hyodo
2009年9月21日
僕はレンタルサーバ(xrea)とのファイル転送に、SFTP通信ができる WinSCP を使用している。この数カ月ほどWinSCPを立ち上げたときにバージョン 4.19が利用できる旨のメッセージが出ていたので、先日なんとなくバージョンアップした。バージョンアップはインストーラで自動的に行ってくれるので、設定ファイルをバックアップしたり、以前のバージョンをアンインストールしたりすることなく行えた。そしてなんとなくWinSCPのヘルプを読んでいると、以前より気になっていた、公開鍵暗号方式つまり公開鍵と秘密鍵による認証について、xreaでもどうやらできることが分かった。以下手順の備忘録。
xreaサーバとのSFTP通信
- xreaのコントロールパネルにアクセスして、管理メニュー>ホスト情報登録>SSH登録ボタンを押す。
- WinSCPのログイン設定のプロトコルをSFTPを選択、SCP代替システムにチェックを入れる。
ここまでは半年ほど前にFFFTPからWinSCPに乗り換えたときをすぐにできた。次の記述が今回できるようになったこと。大学や研究所のサーバを利用する人にとっては当たり前のことのようである。
まずPuTTYjpの入手とインストール
公開鍵と秘密鍵による認証は、PuTTYというターミナルエミュレータが別途必要となる。日本語を入力・表示するには、hdkさん作成のPuTTYjpという非公式パッチをダウンロードし、WinSPCのプログラム本体が入っているフォルダにあるPuTTYフォルダに展開する。さらに環境設定>アプリケーション>PuTTYのパスに “puttyjp.exe” を参照させる。
ここから先は「XREAでも暗号化SFTPサーバーを利用しよう」を参照した。詳しい手順が掲載されているので、読まれることをおススメする。以下に手順の概要を記す。
xrea に公開鍵暗号方式で接続する
- PuTTYgenを立ち上げ、公開鍵・秘密鍵の生成し、パスフレーズを登録し、保存する。
- WinSCPからxreaのユーザ・ディレクトリに “.ssh” ディレクトリを作成する。
- “.ssh” ディレクトリに “authorized_keys” という名称のファイルを作成し、PuTTYgenで生成した公開鍵(Public key for・・・欄)をコピペする。
- Pageantを立ち上げ、”Add Key”ボタンを押し、ppkファイル(先ほどPuTTYgenで生成した公開鍵・秘密鍵ファイル。パスフレーズを求められる)を登録する。ショートカットを作成しておくと便利。
- WinSCPログインのセッションのパスワード欄を空欄にし(xrea発行のパスワードは使用しない)、秘密鍵欄にはppkファイルを参照させる。
- WinSCPでログインする。
以上で、公開鍵と秘密鍵による認証によるSFTP通信ができるようになりました。
タグ:WinSCP, xrea
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