2005年2月2日
恋するアラブ人
「恋するアラブ人」は師岡カリーマ・エルサムニー著(白水社)の初エッセーである。
彼女との出会いを告白したいと思う。
(テレビで見ただけだが・・・)
昨年、母が砂漠に行きたいというので、エジプトでのオアシス巡りを計画した。そこでアラビア語を少し勉強しようと思い、アラビア語入門(2004年4~6月放送)を視聴することにした。その時、講師として出演していたエルサムニーを初めて見た。運命の出会いだった!後ろでキチンと縛った髪、まっすぐな背筋、大きな潤んだ瞳、ほっそりした頸、薄い肩、○○な○、△い△△、×××××××など、講座をそっちのけにして、私はすっかりひと目惚れしてしまった。
そんなわけで私は彼女が大好きである。
(一方的にだが・・・)
どのくらい好きかというと・・・
(これくらいである)
昨日「恋するアラブ人」をついに買った。「ついに」という表現をしたのは、昨年この本の新聞広告が出た時点で、書泉ブックマートという大型書店に探しに行ったのだが、見つからなくって、それでいて店員に尋ねるのがなぜか恥ずかしくって買えなかったのだ。なぜ店員に聴けなかったのだろう?必要以上にというか不必要に彼女を意識しているとしか考えられない、というか不必要である。
(なんだか文章がおかしくなってきた)
その昔、私はあるブログに、アラビア語会話にふれていた記事のコメントに「エルサムニー、女子アナ・ナンバーワン」と打って投稿した。恥ずかしげもなく。おそらく管理人のtaquji氏はあきれ、もしかして「荒らし」かと御思いになられたかもしれない。冷静に今考えてみると、私は本気だったが、他人から見れば、あれはスパムコメントであった。(taqujiさん、申し訳ありませんでした)
ちなみにエルサムニーはNHK国際放送局アラビア語アナウンサーである。
(なんだか壊れてきた)
現在放映中のアラビア語会話に「文字に挑戦」というコーナーがあった。生徒役の柳家花緑がエルサムニーにアラビア文字を教わるという語学番組にありがちな普通のコーナーなのだが、私はいつもドキドキしながら緊張してテレビ画面を凝視していた。ホワイトボードのアラビア文字を彼女の美しい指(親指には指輪をしている)が右から左へなぞる。花緑は熱心な生徒を装い、アラビア文字をなぞるフリしてエルサムニーのおみお手に触れようとする。エルサムニー、直前でかわす。花緑、次のチャンスを窺う・・・。・・・エルサムニー、背後の気配を感じ寸前で避ける・・・repeat.
(あーもう見てらんない)
私の妄想と思わないでいただきたい。その証拠として「文字に挑戦」コーナーにエルサムニーは出演しなくなってしまった。絶対に何かあったに違いない。(花緑め!)
これで彼女に対する熱い想いをお分かりいただけたであろうか?
(ちなみに私が好きな女優は、緒川たまき、原田知世、鈴木京香です)
えーっと、まじめな書評を期待した方スミマセン。まだ本を開いたばかりなのです。それでも、美しい人は、美しい思い出を持っているものだなぁ、と思いながら読んでます。1月30日付の朝日新聞の書評よりもいい感じです。