2005年3月21日
先日、平日散歩クラブの仲間と西新井大師周辺を歩いた。雨の日の大師は人がまばらで、初詣にしか行ったことが無かった私は「こんな静かで落ち着いたところだっけ」と思ったりした。ちょうど梅が見ごろで、かすかな香りが鼻腔をくすぐった。お参りを済ませた後で、おみくじを引いた。
なんと大吉であった。何年ぶりだろうか。読んでみると「おもいのまゝに何ごともかない、何のさまたげもなきのみならず・・・其他すべてよろし」ホントかね。俄かに信じがたかったが、翌日、無聊仲間のカフェバグダットさんのブログをみると、
『師岡カリーマが語るアラブ音楽』
という記事が目に飛び込んできた。読んでみると、
『・・・なお、カフェバグダッドでは、来る6月12日(日)午後、師岡カリーマさんをゲストに招き、映像トーク・イベント「師岡カリーマのアラブ音楽入門」を開催します。詳細は、近く案内しますので、皆様、ご期待を』
なんだって!ということはこのイベントに参加すれば私の大好きなカリーマさんにお会いできる、少なくとも間近でご拝顔させていただけるということである。
私は早速、以前お誘いいただいた某コミュでカフェバグダットさんに問い合わせると、ご本人が乗り気とのこと。私の願いはほぼ叶った・・・・・・おみくじ恐るべし!
※カフェバグダットさんは、私が以前「恋するアラブ人」の記事を書いた時、トラックバックさせていただいた方で、アラブに関する情報が豊富なブログサイトです。
※師岡カリーマ・エルサムニーさんはNHKアラビア語会話の美人講師です。
タグ:師岡カリーマ・エルサムニー
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投稿者:hyodo
2005年3月15日
久々の更新です。先週仕事の区切りがついたので、「よし!ブログの記事に専念しよう!!」と思っていたのですが、確定申告をしなければならないし、グループ展 Beginning の作品のことを考えたりで、ちょっと更新の間隔があいてしまいました。
また、私の事務所のHPもなんだか中途半端な内容だったので、「何とかしなくては!」と思いまして、HTMLとCSSを週末に勉強して、テキストエディタで全部最初から書き直しました。以前より少しは親切な構成になったと思います。
それまでは「ホームページビルダー」という人気のウェブ作成アプリケーションを使用してテキトーにウェブを作っていたのですが、CSSを効率的に使う方法がよくわからなかったので、簡単なページの割りに長~いHTMLになってしまうのが気になっていました。そこで、HTMLとCSSのリファレンスを本屋で買ってきてテキストエディタで組むことにしました。初めてのことでしたが、2日間で大まかには理解できたつもりでいます。多分「ホームページビルダー」では2日間では逆に操作方法の習得に手間がかかって出来なかったかも・・・結局GUIで簡単に出来るとは行っても、HTMLにはどんな要素や属性があり、CSSのセレクタを知らなければ、日常英会話も出来ないのにいきなりビジネス英会話から勉強するみたいなもので、身に付かないようです。
しかし、今のようなページ構成だと、ページ数も膨大になってしまい、今後写真を増やしていくのが大変です。そこで JavaScript に挑戦して、動的なHTMLを組んでスマートにしようと思ったのですが、ワイルドカードを使用したファイル操作や任意のファイル情報を得ることが出来ないようなので、膨大なページ数になってもいいからBasicでHTMLファイルを自動生成するプログラムを組もうと思い立ち、Visual Basic でも買おうと思って値段を調べたら2万円もするので、他に何かないか探していたら、Java はタダであることを知り、早速ダウンロードしました。Java と JavaScript が異なるものだとはこのとき初めて知りました。
で、ただいま猛勉強中です。仕事より熱中してます。週末も明け方までやってしまいました。レンタルサーバの容量は1GBもあるので、無聊写記で発表した写真も解説付きでまとめたいと思っています。
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投稿者:hyodo
2005年3月8日
昨夜、NHKのクローズアップ現代を見ていたら、「ブンガクに異変アリ!?」というタイトルで10台から20台前半の若手作家の台頭を特集していた。阪神淡路大震災・サリン事件・9.11テロなどの不安や、若者が将来像を描き難い時代であるが故の悩みなどが、彼らが登場してきた背景ではないかというのである。
ずいぶん昔ある悪友が「悩みとは進度の過程である」なんて言っていやがったっけ。「喜びなどの感情より一段レベルの高い感情である」という彼の考えに反感を覚えながらも共感した。「不安や悩みは、ある事を改めたり、新しく産み出したりする力である」と彼はまとめた。
やはりずいぶんと昔、あるひとにすすめられて「8・1/2」を観た。フェリーニの分身と思われる映画監督の主人公グイドはスランプで新作の進行がうまくいかない。妻ルイザを撮影の現場に呼び寄せても、乞食女サラギーナのことを思い出しても、幻想の少女クラウディアに出会っても映画の構想はまとまらず結局クランク・インできない。フェリーニは「私の映画は、私の内なる『不安』と『悩み』から産み出されている」と言っているのだと思う。
不安と悩みはどうやらプラス思考のようである。
私が今でも時々読み返すマンガに「星の時計のLiddell 」(内田善美)がある。
ロシア人の血を引く主人公ウラジーミルと環境保護運動をしている日本人留学生 葉月との会話の中で「45億の不安」という言葉が出てくる。(このマンガが描かれた当時の世界人口は45億人であった)「こんな巨大なエネルギーが何かを生み出さないはずはないわ」と葉月は言う。急激な人口増加と環境変化は食料問題より先に人の精神をダメにするだろう「かくれた次元」(無聊ブックス参照)によれば、生物の個体間距離が接近しすぎると、食料が十分にあってもストレスが生じて大量死を起こす。次世代の環境では、過密による生命維持に支障をきたさない遺伝子レベルでの「新しい精神」の誕生が必然であると葉月は考えている。
ここまで来ると、不安と悩みのエネルギーは怖いなぁ。
タグ:星の時計のLiddell
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投稿者:hyodo
2005年2月24日
私は風呂で体を洗う垢擦りタオルにサラックスを子どもの頃より愛用している。昨夜、背中を洗うためにサラックスの両端を引っ張ったら一部が切れてしまったので、新しいのを下ろすことにした。
私は旅行に行くときもサラックスを持っていく。ホテルにある普通の綿タオルに石鹸を付けて洗う感触が嫌なのである。洗った気がしない。サラックスは程よい刺激で石鹸の使用量も少しで済み、旅行中はまことに都合が良いし、何より自宅と同じ感触で体が洗える。朝にシャワーを浴びても、朝食を取ってチェックアウトする頃には乾いている。
東急ハンズのバス用品売り場へ行くと、たくさんの種類の垢擦りやブラシが売られている。美容や健康をうたったコピーがついていて結構なお値段である。馬毛の背中ブラシなどはとても良さそうだ。でもちゃんと乾かさないと、木の柄にカビが生えそうだし、旅行先には持っていけない。私は400円のサラックスで十分だ。
以前、アンマンのダウンタウンにある雑貨屋の軒先にサラックスが吊るされて売られているのを見てびっくりした。値段は500円位。日本語の説明のまま売られていた。ハマムで使う人が多いのだろうか?中東の国にまで輸出されているのだから、欧米でも売られているのかもしれない。ちなみにサラックスは MADE IN JAPAN である。
さて新しいサラックスを下ろそうと思って、私はバス用品が入っている籐籠のワゴンのふたを開けた。「サラックス・ふつう」と「サラックス・スーパーソフト」が入っていた。前者は私用で後者は母用である。それとは別に昨年ウズベキスタンで買った大きな天然ヘチマが2本 目に入った。タシュケントのバザールで丸々2本1US$だったので、思わず買ってしまったのである。すっかり忘れていた。天然ヘチマは長持ちはしないがとてもいい。一時期くれるひとがいたのでやはり愛用していた。結局、サラックスを下ろすのをやめて、ヘチマにすることにした。
サラックスのパッケージのコピーには「魔法のヘチマクロス」とある。本物には負けるかも知れないけど、とてもいいんですよ!
※雑草の写真は本日休みます。
タグ:サラックス
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投稿者:hyodo
2005年2月21日
現在9976アクセス・・・・・・
本日、なんと10000アクセス達成しそうです!
ページ上にカウンターを設置していないので、どなたが10000を踏むのかはわからないのですが、丑三つ時から朝に遊びに来てくれた方、あなたが10000です!としましょう。
自分の事務所のウェブは未だに1000アクセスさえも遥か彼方なんですが・・・(笑)
さてカウント方法ですが、昨年12月1日にココログの契約をプラスに変更してアクセス解析を使えるようになり、これの累計アクセス数が1万ということです。これって、トータルアクセスですよね?—>無聊仲間やココログの皆様、ご存知でしたら教えていただけませんか?
ちなみに12月17日に導入した FC2 というアクセス解析でのユニークアクセスは約4600、トータルアクセス約8000です。
さて、検索ワードランキングも発表します。
1位 「シフォン」を含む検索 88件–> シフォンケーキ・カテゴリーへ
2位 武田百合子 84件–> 「私の好きな武田百合子」へ
3位 ヴォルフガング・ティルマンス 76件–> 「ティルマンスのコンコルド」へ
4位 「冬ソナ」を含む検索 38件–> 「私もはまった冬のソナタ」へ
5位 師岡カリーマ・エルサムニー 34件–> 「恋するアラブ人」へ
6位 柳沢桂子 29件–> 「今年読んでたコラム」へ
7位 青春アドベンチャー 21件–> 「今年聴いた『青春アドベンチャー』」へ
8位 赤堀博美 18件–> 「シフォンケーキ宇宙編」へ
9位以下は調査放棄
●シフォンが堂々の1位!
自他共にシフォンケーキ・コラム・ブログ?と認められたということでしょうか。赤堀さんで検索していらっしゃる方も多くて嬉しいです。今後もシフォンケーキは無聊写記の看板コラムとして登場し続けるでありましょう。
●検索件数急上昇中!大人気エルサムニー!!
百合子さん、ティルマンスはシフォンに次いで安定して多い検索ワードですが、注目の上昇株はなんといっても5位のエルサムニーさんです。最近は「エルサムニー 画像」などのフレーズ検索でビジュアルを求め逍遥している同志が多いです。フィガロ・ジャポン辺りで「カリーマ・エルサムニーさんのとっておきエジプト案内」なんて特集組んだら絶対買うなぁ。「クレモンティーヌのパリ案内」と「緒川たまきのまたたび紀行」をクロスオーバーした感じで・・・・・アレキサンドリアのカフェでパシャ。ピラミッドを背景にパシャ。スィーワ・オアシスでラクダに乗っているところをパシャ。ハルガダのプライベートビーチでは水着ショット!これは袋綴で・・・妄想が膨らみますなぁ。
●9位以下の注目キーワード
「これはレモンの香りですか」での検索が8件もありました。国語の教科書に載っていたコラムだからか覚えていらっしゃる方が多いようです。「梶井基次郎」も7件。
–> 「シフォンケーキ恋心編」へ
「HAVE WE MET? -見知らぬ君へ」に出品していたアーティスト名での検索が最近多くなっています。
–> 「『HAVE WE MET? -見知らぬ君へ』を観て」へ
検索ワードの講評はこんな感じです。日曜深夜にひとりで盛り上がってしまいました。
読者の皆さん無聊写記をご支持いただきありがとうございます。
今後も、遊びに来てくださいね!!
タグ:検索キーワード
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投稿者:hyodo
2005年2月20日
先週久しぶりに漫画家の五十嵐大介さんより電話を頂いた。
五十嵐さんは高校時代の美術部の先輩である。昨年は朝日新聞の書評にも取り上げられ、本日20日までジュンク堂書店池袋本店で複製原画展を開かれるなどご活躍である。
長らく岩手の山奥で作家活動をされていたのだが、昨年暮れ東京に戻って来たとのこと。お互いの近況報告のあと、第6回エゴマサミットのお誘いを受けた。
エゴマとは、シソ科の1年草で、油を取るための作物で、見かけがゴマに似ている。エゴマ油は、アルファ・リノレン酸が主成分で魚の油に非常に近く、アレルギーを抑え、免疫力のアップ、糖尿病、がん、うつ病の抑制、血液サラサラ効果があるそうだ。リノール酸系の植物油はヘルシーでコレステロールを下げる一方で成人病、アレルギーの原因となるという研究結果が通説となっており、健康に良い新しい植物性油として、エゴマ油が注目を集めている。
その昔アウトドアで私にエゴマ料理を作ってくれた友人がいた。寒かったので、ランクルの荷台で携帯コンロを焚いて、フライパンの上に朴の葉を敷き、その上で八丁味噌とエゴマを炒めて・・・・・・とにかく楽しかったが、どんな風にして食べたかは思い出せない。ご飯に乗せたか、野菜と一緒にを炒めたかしたのであろう。そんなわけで、私はエゴマを知ってはいたが、油が取れるとは知らなかった。
さて、エゴマ・サミットは3月12日、13日の2日間、岩手県胆沢郡衣川村で開かれ、講演会、夕食交流会、シンポジウム、昼食会が催されます。
衣川村は「星空日本一」に選ばれた自然環境に恵まれた場所で、義経ゆかりの中尊寺慣行にも便利です。昼食会は大森部落の分校で行われます。この分校は、小説「子育てごっこ」のモデルとなったところで、直木賞作家 三好京三氏が実際に教壇に立っていた事で有名です。交流会では「大森神楽」も見れます。
ご興味のある方は、こちらのHPをご覧くださいませ。どなたでも参加できるようです。
タグ:エゴマ, 五十嵐大介
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投稿者:hyodo
2005年1月13日
先週、記憶力が劣り始めて久しい私は、思い出せないことがあって、歯がゆいような、靴下やパンツがねじれているような気分だった。
『年初めからいいことがあったけど、なんだったけ?
『CAVAの91年を元旦に飲んだこと、グルジアワインも美味かった、クライアントの家での新年会も楽しかったし、おいしいヨーグルトソース、ケーキ、パンを友人達からもらって嬉しかったな・・・。だけど何か与えられたのではなく、もっと自発的な何かだったんだけどな』
とちょっと思い返しただけで、またすぐに忘れていたが、昨夜急に思い出した。
クロールで2ビートキックが出来るようになったのだ。
(でも思い出したきっかけは忘れた)
9日、泳ぎ初めに近所の市民プールへ行った。2本目の400mをいつものようにタイムを計りながら泳いでいたら、同じコースで泳いでいた人が遅いので、計測をあきらめ、クロールのスイムチェックをしようと思い、腕かきや手の向きを確認しながらゆっくりと泳いでいた。ついでに2ビートを練習していたら、なぜか出来たのだ。泳ぎ始めてから5年目にして、ようやく・・・遅すぎるよな。
普通にクロールを泳ぐとキックは自然と6ビートになる。6ビートとは左右1ストロークの腕かきに対して6回バタ足をすることである。しかし足の筋肉は太すぎて、長時間の小刻みな動作に向かないらしい。短距離には6ビートがスピードも出ていいのだが、長距離ではすぐに息切れしてしまう。私はエアロビクスのために泳いでいるので、長距離を泳ぐ。よって、小刻みに足を使わない2ビートキックが出来るようになりたかった。これまでは何ビートか不明のチョボチョボキックをしていた。絶対、監視員の人に、「あのひとキックがなってないな」と上から見られていたに違いない。しかし2ビートは意外に難しいのだ。水泳の国際大会などの映像を見ていても、左右バランス良く2ビートが出来ている長距離選手は少ない。
2ビートの成果として、ローリングが自然になり、スイープ(水をかくこと)に力が入れやすくなった。バテてくる3本目の400mでも8ストロークで25m泳げるようになった。タイムも短縮した。
ちなみに私のメニューは次の通りである。
150mウォーキング—–400mクロール—–150mキック—–400mクロール
—–150mキック—–400mクロール—–150mウォーキング
以上を約40分。週1回だけだが、赤羽駅で電車を乗換える時でも息切れしなくなったし、肩こりもだいぶ解消できますよ。
タグ:2ビートキック
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投稿者:hyodo