2011年1月7日
差し込み印刷の備忘録
MS Office 製品には、差し込み印刷という、Access のデータや Outlook の住所録などに接続して、任意のフィールドのレコードを任意のクエリでドキュメントに差し込む機能があります。私は、年賀状や暑中見舞の宛名を出力することにしか使用しないので、毎年使い方を思い出すのに時間が掛かるので、今年はその手順を記録しました。
手順1・・・・・ACCESSの操作
- テーブル>デザイン で「連絡先データ」に「2011年賀」フィールドを追加。データ型はYes/No型。
- フォーム>デザイン で「入力用フォーム」にチェックボックスを追加。
- 右クリックのプロパティでコントロールソースに「2011年賀」フィールドを選択する。
- クエリ「2010年 寒中出す人クエリ」を右クリック、名前「2011年賀 出す人クエリ」を付けて保存
- クエリ>デザイン で「2010年賀」を「2011年賀」フィールドに変更
※会社宛と自宅宛に分けてPublisherのファイルを作成しているが、たぶん、会社宛クエリと自宅宛クエリを上位のクエリで呼び出すか、条件式を使えば、統合が可能なような気がする。
※郵便番号にハイフンを入れるために、クエリフィールドに「POST」を追加し、
POST:format([郵便番号会社],"@@@-@@@@")
のようにすると、 ハイフン入りのフィールドが作られるので、「POST」を差し込み印刷のフィールドに使えば良い。
手順2・・・・・Publisherの操作
- 新規ファイルを開く
- ツール>差し込み印刷>データソースを開く で住所録データのクエリを開く
- ツール>差し込み印刷>フィールドの挿入 で住所データをレイアウトする
- 新年のあいさつ等、定型文を書き込む
- ファイル>差し込み印刷 で印刷できる
TIPS
後から追加があった時は、ツール>差し込み印刷>差し込み結果の表示 から検索して、指定番号のみ印刷することができる。
以上です。今年の年末から、年賀状を書く憂鬱が無くなればいいのですが・・・・・。
カテゴリー:コンピュータ | コメント (0) | 投稿者:hyodo
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