「i 方向、j 方向頂点移動ツール」の使い方
x - y 座標が水平・垂直の軸だとすると、それに対して角度を持った i - j 座標を基準として作図したいことがあると思います。このメニューコマンドは、i 方向、j 方向へ図形の頂点を移動するためのコマンドです。グループ化された図形もグループに入ることなく頂点移動が可能です。
各種「斜め作図支援」プラグインの設定方法は、ダウンロード、インストールをご覧ください。
x - y 座標が水平・垂直の軸だとすると、それに対して角度を持った i - j 座標を基準として作図したいことがあると思います。このメニューコマンドは、i 方向、j 方向へ図形の頂点を移動するためのコマンドです。グループ化された図形もグループに入ることなく頂点移動が可能です。
各種「斜め作図支援」プラグインの設定方法は、ダウンロード、インストールをご覧ください。
この例は、アルミサッシと額縁がグループ化されが図形です。
j方向へ頂点移動する場合は、「j方向頂点移動」を選択してください。
範囲は矩形で指定してください。
基準線角度の入力フィールド(2)には、先ほど取得した数値が自動的に入力されます。
寸法の拘束点も頂点移動するので、数値も連動します。グループ化された図形も頂点移動します。ちょっとマニアックですが、基準線角度が 0 [deg] 又は 90 [deg] のとき、四角形は多角形に変換されずに頂点移動することができます。
既知のバグ:オブジェクト・タイプが曲線の場合、取り消し(Undo)ができません。これは、SetPolylineVertex という関数のバグの可能性が高く、現在エーアンドエーに回避方法がないか Nemetschek に質疑を上げてもらっています。取り消しする場合は、ヒストリーの数値を使って元に戻してください。
>SetPolylineVertex のバグ回避方法を発見しました。次期バージョンで対応します。
また、グループ図形の頂点移動後に取り消しを行うと、図形ハンドル(アクティブ・ポイント)が一時的に取り消されません(再びその図形を何かしら操作すると元に戻ります)。